管理人室BBS 
  
83.光陰
                                



きみは4年も待たせたと言った
たった3年しか経っていなかったのに

きみは季節をぼんやりと数えていたのだろう
ぼくは月日を正確に数えていたのに

きみはもで
ぼくはしかだった

きみは水に漂う藻で
ぼくは丘を駆ける鹿だった

今ではお互いまるで
毬藻羊羹と鹿煎餅だな






倉庫Dmenu
管理人室