プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチを観戦した。チャンピオンの坂田健史が挑戦者の山口真吾を判定で破り3度目の防衛を果たした。
僕は、挑戦者の山口を応援していたのだが残念だった。一度ダウンを奪っただけに余計に無念だと思う。しかし、お互いに力を出し切った良い試合だと思う。
やはりチャンピオンの間の取り方は絶妙だった。あれほど間を詰められては、山口はどうしようもなかった。どんなに威力のある右でも、撲ちようがないだろう。
リングは広いが、相手を撲つための空間は限られている。相手との間に自分の最適空間を作っていくこと。それがボクサーにとって試合をする上では最も重要なことなのかもしれない。
詩作においても、そういった自分に最適な空間を見据えることは肝心なことなのかもしれない。(2008年03月29日 15時22分21秒)
倉庫Amenu
管理人室