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11.優しすぎる手
                                



顎を撫でている手に気付いて、その優しさに驚く。とても優しい手だが、他人の手のように何だかよそよそしい。恐縮してしまいそうだ。鳥肌がたちそうだ。この頃、肉体を自分以外の誰かに操られているというよりも司られているような妙な気持ちに襲われることがある。神経衰弱ぎみなのかもしれない。こんな夜は早く寝るに限る。


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