洋館の踊り場の壁に寄りかかったら 壁が傾いて滑り台になった 俺は頭から突っ込んで 体が平べったくなるほど長時間滑っていたが 漸くとまったようだ だが 暗くて ここが何処だかわからない 指先に戸を感じる ノックすると ・・・入ってます 女の声だ 困った もう一度ノックする ・・・どうぞ そう言われても・・ ・・・どうぞ もう一度声がした
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