裏山椎の木

 

 


裏山 椎の木

気になる 木の実

着の身 気のまま

流され 流れ

辿り付いたが 運のつき

月のものとも 星のものとも

解からぬままに ままならぬ

浮世の風に 身をまかせ

まかせられれば やらねばならぬ

ならぬ堪忍 するが肝腎

鑑真和尚も ガンジンさんも

苦労 苦労で 一生終えて

植えた 裏山

気になる 木のみ

裏山 椎の木

気になる 木の実

 

 

詩詩自由録
詩題=詩詩自由録
うれ詩はずか詩あなわび詩