ホントのお話

 

 

狼の遠吠えから逃げてただけなのに

希望追っかけてるつもりになってたの

逃げて　逃げて　逃げて　逃げまくってたら

わたしの前を走ってるやつがいた

たまたまそいつが希望だったの

希望だと思ってたのよね

笑っちゃうわよ　まったく

大きな大きな森の影で

寝息をたててる湖畔の薗で

突然蒼い月に唇奪われて

わなないてた薔薇が

わたしだけ　そっと教えてくれたの

ホントのお話よ　信じてくれる？

 

 

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