君は素敵だ

 

 

 

蒼い山の麓を

白馬に跨ったあの娘は

桃色の笑窪で 僕達みんなを魅了していた

君は いつも黒い馬に乗せられて

あの娘の影になって従っていた

紫色の痣が融けて 笑顔が生まれるまで

僕は 君に気付かなかった

誰も君に気付けなかった

ごめん

赤いブラウスにさえ気付かなかった

 

 

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