あ の街

 

 

 

散る花びらだけが 美しく見え ていた あの頃

 

“お揃いの服を着て この街を  手をつないで歩こう”

 

あどけない瞳に躓く

 

紫煙が にがくゆがんでいた


 

 

守山幹雄の詩世界MENU4