ひとり

 

 

 

降ってくる

雨だか雪だか判らない

歩いて
いる

どこへ向かっているのか

夜道が続く

指先が冷たい

ふと佇み

見上げる

何も無い

ため息をついて

また

歩きはじめる

 

 

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