いつの間にか

 

 

 

 

いろんな言葉があちこちに撥ねかえり唯の響きになってしまった

八方壁に囲まれた小さな空間も

目を閉じれば無限に拡がりをもつことを知っていながら

僕はいつか捨ててしまっていたのだ

病が 短絡が 俗物が 

何かと引換えに捨てさせてしまったのだ

あの未来の記憶を呼覚ます崇高な術を

 

 

 

 

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