星の光にに清められた地表に 蒼ざめた寒い獣の影が 諦めを知らない屍骸を引き摺りながら こちらに向かってやってくる この広大な地表に 隠れる場所が 何処にも無いというのは 一体どういうわけなんだ 俺は虚勢を張るしかない 威厳をもって 真っ直ぐ前を向いて歩く そして 奴と目を合わさないようにして ゆっくりと擦違おう
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