裏腹

 

 


明るいところには もう いられない

こんな仄かな星明りでさえ

蜂のように僕を刺す

雅なところには 二度と いたくない

こんな仄かな薔薇の香りさえも

ちくちく 荊のまねをする

こんなところは もう ごめんだ

もう ごめんだ

 

 

 

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