細道

 

 

鴨と烏が

 

葦とススキの生い茂る小川のせせらぎを挟んで

 

初春の挨拶を交わしている

 

鈍痛が見上げる曇り空  踏み続ける午後の土手

 

彼方 寒風に靡く旗 ・・・ 眼を擦る ・・・

 

さあて 暮れに下ろしてきた 肩の荷を いつ取りに戻ろうか

 

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2003.1.1